会計報告

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第1回中間報告

※2017年5月末時点までの収支につき、ご報告いたします。

第1回中間報告

会計報告

今後の募金の使途および会計について

2017年6月2日
ひろくんを救う会

これまでの皆さま方のひろくんを救う会への多大なるご協力とご支援に、改めて感謝を申し上げます。
ひろくんの国内での心臓移植手術の成功に伴い、当初予定していた募金の使途や会計報告の日程等を変更する必要が生じたことから、
役員会にて協議を行い、今後の募金の使途および会計について次のような方針に基づき行っていくこととなりました。
慎重かつ精緻な検討を要する事案のため、皆さまにお知らせするまでに時間を要しましたことをご容赦ください。

1.募金総額、現在残高について
 2017年5月末時点における募金総額は、2億8273万5691円です。
募金活動は既に終了していますが、クレジットカードによる募金などは少し遅れて入金されることから、募金活動終了時からも募金総額は若干増加しています。
 一方、2017年5月末時点における救う会の口座の現預金残高は約7300万円です。
これは2017年4月10日付けで受け入れ先のコロンビア大学病院に対しデポジット金185万ドル【日本円:2億802万1500円(送金手数料含む)】及び、これまでの募金活動に要した経費約150万円を支出したためです。
デポジット金については、現在コロンビア大学病院との間で返金に向けて手続きを行っております。
デポジット送金控え(pdf)

2.国内での移植手術費用への支出について
 救う会の規約においては、「募金は、心臓移植のための米国での医療費、渡航費、現地滞在費、医療予備費及び事務局経費(役員会で承認されたものに限る)にあてるものとする。」(規約第12条)とあることから、今回の国内での移植手術の費用はもちろんのこと、術前および術後の費用についても募金から支出することはいたしません。

3.事務局経費(活動経費)について
 ひろくんを救う会は、2016年12月22日から約半年にわたり募金活動を行いました。その間、街頭募金活動をはじめ募金箱の設置、チラシの配布・ポスターの掲示など、ひろくんのことを多くの方に知っていただくために、様々な方法を試みてきました。その結果、最終的な活動経費は300万円程度になると見込まれます。募金活動開始前の支出予想を大きく上回ったのは、ひろくんを支援してくださる方々が想定よりもはるかに多く、かつ広範囲に及んだことにより、活動経費が増えたためです。これらについては前述の規約第12条に基づき、事務局経費として適切に処理いたします。

4.募金の使途について
 今後、デポジット金の返還がなされた上で、上記の事務局経費(活動経費)を除いた金額がいわゆる余剰金となります。
救う会の規約第14条では、「第3条の目的達成による余剰金は、ひろくんの術後の経過が安定するまでの間(原則として3年間)凍結し、安定後は役員会で協議の上、他の移植を必要とする患者の為に役立たせるものとする。(以下省略)」と定めていました。
しかし、今後、ひろくんが海外で治療を受ける可能性はほとんどないことから凍結期間は設けず、費用の精算が確定した後、ひろくんと同様に海外での心臓移植を必要としている他のお子様方(他の救う会)へ寄付いたします。なお、寄付に際しては「他のお子さんたちのために役立ててほしい」という皆さまからの善意を最も良いかたちでお届けできるよう、寄付の時期や金額についても十分に考慮し、手続きを行っていきます。

5.会計報告について
 会計報告の予定を、以下のとおり変更いたします。会計報告はホームページおよびフェイスブックにてその都度お知らせいたします。第1回、第2回の報告については救う会の監査役による監査を受けたものを公表し、第3回報告については、公認会計士等の第三者専門家による監査を受けたものを最終報告として公表いたします。

●第1回(中間報告)…2017年6月中旬(予定)
 ※2017年5月末時点までの収支につき、ご報告いたします。

●第2回(中間報告)…デポジット金が返還された後、事務局経費の精算が確定したとき

●第3回(最終報告)…他の救う会への寄付を行い、救う会の活動が終了したとき

  • ひろくんを救う会事務局 代表 宮本裕一
    save.hirokun.gb@gmail.com

※ひろくんを救う会として、各家庭を戸別訪問して募金のお願いに伺うことはありませんのでご注意ください。