転倒
2017.01.11
少しずつ歩けるようになってベッドの上で動き回るひろですが、先日ちょっとしたことから後ろに転倒し頭をぶつけてしまいました。
幸い近くに看護師さんもいたのですぐに診てもらい大丈夫だったのですが、ひろはワーファリン(血液を固まりにくくする作用があり、血栓による脳梗塞等を防ぐためのお薬です)を飲んでいるので、ケガをして血が止まらなくなったら大変ですし、補助人工心臓のチューブが抜けてしまったら…
考えただけで本当に恐ろしくなりました。
今こうして元気でいられるのは、補助人工心臓を付けているからです、と看護師さんに言われたときハッとさせられました。
数ヶ月前には余命の短いことを告げられ、ひろの命を守りたい、ひろの笑顔を見ていたいと思い、補助人工心臓を付けて移植を待つ、という道を選んだのに…
元気に動き回る姿を見て浮かれていました。
このことをきっかけに、これからはもっともっと気をつけて生活していこうと、気を引き締められる出来事でした。
今後は私が目を離すときは固定した椅子に座らせてベルトをし、ひろが歩くときは必ず見守り、手が添えられる位置(ベッドに上がって柵を上げる)にいるようにします。
ひろには少しストレスを感じさせてしまうかもしれませんが、もっと上手に歩けるようになるまでの辛抱です。
これまでもいろいろな制限がある中で頑張ってこれたのですから、ひろも分かってくれるはず…と思っても今日一日お怒りのひろでした。ベルトに慣れるまで時間がかかりそう。
頑張れひろ!(画像をクリックすると拡大して見ることができます。)